特定非営利活動法人 環瀬戸内自然免疫ネットワーク

小麦共生細菌由来低分子量糖脂質の投与による卵殻厚の向上
(H17年度農林水産省成果情報より改変抜粋)

徳島県立農林水産総合技術センター・畜産研究所・養豚養鶏担当 科長 澤則之

(図はクリックで拡大)

【目的】
低分子量糖脂質は、鶏胚頭頂骨及び孵化卵の大腿骨を用いた骨代謝実験において、骨吸収と同時に骨形成も促進し、骨の新陳代謝を高める作用があります。そこで、採卵鶏に、小麦共生細菌由来の低分子糖脂質(LPSp)を添加した配合飼料を給与し、卵殻厚の向上について検討した。

【試験概要】
1)試験期間:平成16年10月5日〜平成17年6月29日(27〜64週齢)
2)試験区分
・試験区:LPSp含有市販配合飼料(10μg/日・羽)
2週間投与(27・35・43・51週齢)4週間投与(60週齢)
・対照区:LPSp不含市販配合飼料
・供試鶏:採卵コマーシャル鶏各50羽

【結果概要】

産卵成績・血液生化学検査結果は、両区とも概ね良好であり採卵鶏に対するLPSp投与は安全であった。卵殻強度に関する検査では、試験区において成績が優れていたことから、LPSpを飼料添加した飼料は、採卵鶏の生産性を落とすことなく卵殻厚を向上することが示唆された。
 

図1


図2


図3

情報発信 トップへ

▲PAGETOP